岩手県南部の三陸海岸に位置する陸前高田市。日本の渚百選にも選ばれている風光明媚な高田松原を眺めながら国道45号から県道へ38号に入ると、ほどなくして「磯ラーメン」の看板を掲げる1件の水産物直売所にたどり着く。この店が気仙地区の超人気ランチスポット「こんの直売センター」だ。
潮風感じる磯の味
店の名物はなんといっても「磯ラーメン」。このラーメンを求める客で店内は常に満席だ。丼を覆い尽くすマツモ、フノリ、ワカメ、ノリなどの海草。そして器の真ん中に大きなホタテがドドーンと鎮座する。潮汁を思わせるようなスープはラーメンとは思えないほど油分が少なく、味わいは高田松原の渚を思わせるかのように穏やか。シャキシャキとした海草の食感、鹹水の香りを抑えた細麺の喉ごしも心地いい。この味とボリュームで500円という値段は、日本の磯ラーメン界屈指のコストパフォーマンスの高さだろう。
濃厚、プリプリの朝獲りホタテ
磯ラーメンの主役ともいえるホタテは、店で所有している養殖棚から水揚げされたばかりのもの。そのフレッシュなホタテから染み出る旨みが加わり、磯ラーメンが完成する。プリプリの食感と甘みがたまらないホタテを最初に食べようか、最後まで残しておこうか迷ってしまう。ここでちょっとしたお得情報を。ラーメンと一緒にライス(150円)をオーダーすると、なんとホヤの小鉢をサービス。是非ともライスを頼んで三陸の夏の味を堪能してみたい。



















