仙台七夕まつり「星に願いを」

    8万羽の折り鶴で作られた「星に願いを」と題された七夕飾り(2011年8月)

    東日本大震災が起きてからもうすぐ6か月。大津波が残した傷痕は深く、復旧が思うように進んでいない地域も多く、岩手・宮城・福島の3県では、8月26日現在、約200か所の避難所で6600人余りが避難所生活を送っている。そうしたなか、8月6日から3日間、仙台七夕まつりが開催された。

    願いを込めた短冊が風に揺れる

    震災後、開催が危ぶまれた時もあったが「鎮魂」と「復興」をテーマに、いつも以上に強い願いが託された祭りとなった。
    目抜き通りを彩った大型の七夕飾りには「被災地の皆様に一日も早く笑顔が戻りますように」「仙台のじいちゃん、ばあちゃん一日も早い復興願っています」といった、全国から寄せられた温かなメッセージの短冊が風に揺れていた。足を止め、短冊の一文一文をしっかりと読む人もよく見かけられた。

    中心部の一番町で、ひと際目立っていたのは白い折り鶴の大きな七夕飾り。「星に願いを」と題されたこの七夕飾りは、仙台市内194の学校の小中学生が一人一羽ずつ折ったものだ。被災した子どもたちの願いも一緒に折られた鶴……未来を支える子どもたちの想いにたくさんの人たちが勇気づけられ、復興への決意を新たにしたことだろう。

    ※2011年8月時点での情報です。

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