二戸 |「プラム工芸」のテーブルウェア

    「オノオレカンバ」という木をご存じでしょうか。堅くて重く扱いづらい一方、美しい木目やなめらかな質感が特徴の木材です。岩手県二戸市の「プラム工芸」では、この木の特製を生かし、実用性とデザインを兼ね備えたテーブルウェアや生活用品を製作。長く愛用できるアイテムがそろうと評判です。

    岩手の銘木で暮らしの道具を作る

    岩手県と青森県の県境に位置する二戸市。「プラム工芸」は、東北新幹線の停車駅・JR二戸駅から車で10分ほどの場所にあります。30年以上にわたり、岩手産の木材・オノオレカンバを使ったカトラリー、インテリア雑貨などを作っている工房兼店舗です。

    店内には箸やスプーン、靴べら、肩たたきなど、木のぬくもりを感じる生活道具がずらり。奥に工房があり、木材の乾燥から製作、販売までが一貫して行なわれています。

    斧も折れるほど堅いオノオレカンバの魅力

    こちらで使われるオノオレカンバは、北上山地に分布し、その名の通り“斧が折れるほど堅い”といわれる木。目が詰まっていて水や汚れに強いため、かつては和船の櫓やそろばんの玉の材料として重宝されていました。

    しかし、時代の移り変わりとともにニーズが減少。カンナや釘が使えないため建材にもならず、地元でもやっかい者扱いされていたといいます。そんなとき、現在の社長がこの木に出会い「自分が岩手の銘木を生かそう」と決意。木工品作りをスタートさせました。

    伐採したオノオレカンバは、強度を上げるため5年以上自然乾燥させたあと、電気ノコギリで製品の長さや形に合わせてカット。3段階の粗さの紙やすりで削りながら、ひとつひとつ形を作っていきます。木の堅さゆえにノコギリの刃の劣化は早く、紙やすりを取り付ける研磨機はDIYで作るほかないなど、苦労は多いそう。 最後に仕上げの面取りを手作業で行ない、オイルなどで塗装を施したら完成です。

    創業以来のロングセラー・五角箸

    五角箸(1980~3080円)

    看板商品は、丈夫で長く愛用できると評判の五角箸。幼児用から大人用まで、6種類の長さをラインアップしています。五角形で持ちやすく、先端までしっかり角があって滑りにくいため、お子さんの“初めての箸”にぴったり。無料で名入れをしてくれるので、家族それぞれの名前を入れるのはもちろん、ちょっと特別感のある贈り物にもおすすめです。

    左から、ティースプーン(1550円)、デザートフォーク(1760円)、バターナイフ(1320円)

    ほかにも、スプーンやフォーク、バターナイフなど、いつもの食卓をぱっと華やかにしてくれるアイテムがたくさん。飴色の木肌と丸みのあるフォルムが美しく、置いておくだけでも素敵なインテリアになりますよ。

    2種類のスプーンと幼児用の五角箸をギフトボックスに入れた、赤ちゃんのお食い初めセット「花あずさ」(8800円)も人気。木製ながら耐久性に優れているとあって、ママたちの支持を集めています。プレゼントにもらった人が「次は自分が友人に贈りたい」と訪れることも多いそう。こんな“ギフトの連鎖”が起きるのも、魅力あるアイテムの証です。

    商品は店頭だけでなく、ホームページからの注文や、百貨店、セレクトショップなどでの購入も可能。「プラム工芸」のテーブルウェアを、毎日の暮らしに取り入れてみませんか。

    2021年8月時点での情報です。

    プラム工芸
    所在地:岩手県二戸市堀野字大川原毛74
    電話:0195-23-4883
    営業時間:10:00~18:00、土・日曜、祝日は~17:00
    定休⽇:不定休
    HP:こちらをクリック

    人気記事

    おすすめ記事

    カテゴリー